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子供向けバレエ教室の選び方

みなさんこんにちは。

Ayuです。

今回は、子供さんに向けたバレエ教室の選び方についてお話ししていきたいと思います。

バレエ教室を選ぶときには、様々なシチュエーションがあるかと思いますが、大きく分けるとこの二つ。

 

  • はじめてバレエを習う場合
  • バレエ教室を移る場合

 

この2種類のどちらかになるかと思います。

今回は、2番はまた今後説明することにして、1番の「はじめてバレエを習う場合」についてお話ししていきたいと思います。

はじめに

 

バレエ教室を探すとき、まずざっくり決めておいてほしいことがあります。

 

  1. 誰が送り迎えをするのか、一人で通うことになった場合、どの交通手段で何分までなら大丈夫か
  2. お月謝の予算はいくらくらいか
  3. 週何回通う予定なのか
  4. どういった目的で通わせたいのか
  5. 発表会には出演させたいかどうか

 

では、それぞれ詳しく説明していきますね。

 

 

1.誰が送り迎えをするのか、一人で通うことになった場合、どの交通手段で何分までなら大丈夫か

3.週何回通う予定なのか

 

1と3をざっくりでいいので決めることで、どの範囲のお教室に通えるかを決めます。

例えば、送り迎えをするお母さんが車で30分かけて通えるのか、それとも自転車や徒歩圏内で通うのか、または電車やバスで通うのか。

これだけでもだいぶ絞られてくると思います。

お子さんの年齢にもよりますが、小学校入学くらいまではお母さんが送り迎えをするでしょうし、小学生だったら自分で通うかもしれません。

ちなみに私は、幼稚園の頃は母が送り迎えをしてくれ、小学校中学年までは自転車で妹や同級生と通学、それ以降は電車やバスで遠くまで通っていました。(2時間くらい)

最初は、近くて通いやすいスタジオで始めてみるのがおすすめです。

いきなり通うのが大変なスタジオに決めてしまうと、通うだけでも大変なので、レッスンへ行くのが億劫になってしまいます。

大きくなってトウシューズを履き始めて、もっと本格的に習いたい、今のお教室では物足りない、と思い出したらお教室を変えればいいだけのことです。

また、「先生とちょっと合わないなぁ」なんていう悩みが出てきたときも同様です。

まずは通ってみないとわかりませんからね。

 

遠くて行くのが嫌になった。

 

これだけは避けてほしいです。

 

近くの教室を探す方法としては、インターネットのグーグルで「バレエ教室」とご自宅で位置情報をつけたまま検索すると、グーグルマップに周辺のバレエ教室が出てくるはずです。(なんて便利になったんでしょう!)

または、「最寄駅や住所 バレエ教室」などで検索してもいいですね。

 

また、ショッピングセンターで開講しているスタジオもたくさんあります。

個人経営やカンパニー付属のバレエスタジオだと、日曜日、月曜日はやってないことが多いので、例えば日曜日にお母さんが買い物へ行き、その買い物中に子供を預けがてらショッピングセンターのバレエスタジオでレッスンを受けさせる、という方法もあります。

必ず駐車場があるし、駐車場のサービス券ももらえるので車移動の方には便利な立地です。

 

どちらがいいかとは一概には言えませんが、両者の特徴をそれぞれ簡単にお伝えしておきます。

 

 

個人経営、カンパニー付属の場合

 

メリット

  • 発表会が必ずある
  • コンクールに出場しやすい
  • 舞台に出る機会が多く、臨時レッスンなどもある場合がある

 

デメリット

  • PTAなど親も経営やお手伝いに参加しなければいけない場合が多々ある
  • 子供は週に1回、多くて2回くらいしか固定レッスンがない

 

 

ショッピングセンターの場合

 

メリット

  • 気軽に始められる、通いやすい
  • 親同士のコミュニティ(PTAなど役員仕事)にあまり参加せずに済む
  • 開講日が豊富なので、通う日時を選びやすい
  • システム化されている場合が多く、料金設定がわかりやすい

 

デメリット

  • 発表会はある場合と、おさらい会などの小さな催し物だけの場合がある
  • ショッピングセンター内なので、レッスンが店内から丸見えの場合がある

 

 

先生の質などは、どちらかがいいとは限りません。

ショッピングセンターでも一流の先生、海外講師がクラスを担当しているスタジオもあります。

また、カンパニー系列(付属)でプロのバレエカンパニーから先生方が派遣されていることもあります。

お月謝についてはほぼ変わりはありませんが、ショッピングセンターの場合は、クレジットカードや口座引き落としに対応しているスタジオもあるので、ポイントを貯めているとか、家計簿をアプリでつけている、経費で落としたいなど支払い方法にこだわりがある方にはおすすめです。(個人やカンパニー付属は現金支払い、領収書などはありません)

また、お月謝は毎回新札を用意しなければならない慣例があるので、こちらを面倒に思う方はクレジット払いや口座引き落としができるのは有り難いですね。

 

 

2.お月謝の予算はいくらくらいか

 

お月謝の目処も、ある程度つけておきましょう。

見学に行かれる前に、インターネットサイトなどであらかじめ調べておくのも良いです。(あまりにも自分の予算に合わないお月謝のスタジオに見学へ行っても時間がもったいないので)

もちろん、「うちはお月謝は高くっても大丈夫」というご家庭は、このステップは飛ばしていただいても大丈夫です。

ただ実際、お月謝だけではなく、年会費や施設維持費、PTA会費、教材費などもかかってくる場合がありますので、見学に行かれた際には必ず確認されるようにしてくださいね。

月々にかかるお金の計算としては、

 

  • お月謝(固定)
  • 月会費(ある場合)
  • 施設維持費(月ごとまたは半期ごとなどスタジオによる)
  • PTA会費(ある場合。500円〜1000円が相場)
  • 教材費(ある場合)
  • レッスン着やシューズ代(毎月ではありませんが、成長に合わせて購入する必要があります。特にバレエシューズは足が大きくなる時期は頻繁に買い換える必要があります。シューズは大体一足2000円前後)
  • バレエ教室指定のウェア(ある場合。レオタード、Tシャツ、ジャンパーなど。毎月ではないです。)
  • 発表会に参加する場合はその都度別途(後日詳しく記載します)

 

ウェアの選び方は、また後日記載いたしますのでよろしければそちらをご覧ください。

 

また、入会時には、

 

  • 入会金
  • 事務手数料

 

などがかかってきますので、こちらも合わせてチェックしておきましょう。

 

 

4.どういった目的で通わせたいのか

 

まだお子さんが小さいうちは、本人が続けられるかどうかも分からないのであまり気にしなくてもいいかもしれませんが、どのような先生に習いたいのか、どのような雰囲気でレッスンしたいのかを決めておくと、見学のときに効率よくチェックできます。

先生には様々な方がいらっしゃって、

 

  • すごく厳しい一流の先生
  • 優しいけれど礼儀などはきっちりと教えてくれる先生
  • 技術はあまりないが、楽しく教えてくれる先生
  • (失礼ですが)あまり教えてくれない先生

 

などなど‥

私は普段教師用の育成プログラムを組み、様々な先生の育成をしていますが、同じプログラムであったとしても、レッスンの雰囲気は十人十色です。

自分のお子さんにはどのようなタイプの先生が合いそうかを考えながらレッスンの見学や体験をしてみてください。

 

もし合わなくっても気にしない。

 

お教室を変えるなり、違う曜日の違う先生のクラスに通うなり、対処法はたくさんあります。

まずは見学や体験に行って、お子さんの様子をチェックしてみてあげてください。

本人が楽しそうに頑張れるクラスが一番です。

 

 

5.発表会に出演させたいかどうか

 

発表会に出演したいかどうかでもお教室選びが変わってきます。

そもそも発表会を開催していないお教室もあるので、発表会に出たい場合は、発表会がないお教室は必然的に候補から外れてしまいます。

まずは発表会があるのか、ないのか。強制なのか、自由参加なのか。

そして費用的に可能な金額かどうか。

バレエの発表会って、はっきり言ってかなり高いです。

出演費、指導料、衣装代(数着)、メイク道具代、先生へのお礼、楽屋への差し入れetc…

金額は、払うそのときになってみないと分からない、というグレーゾーンも結構あります。

ちなみ参考までに私が通っていたスタジオでは、子供のうちは全部で20万円前後はかかったと記憶しています。(レッスン代や交通費を除く)

高学年になればポアント代(すぐ壊れます)や役付料(役がつくと個人レッスンがあるので、その指導料)、男性パートナー料(パドドゥなど男性と踊る場合)も必要になってきます。

この料金は、お教室によって本当にバラバラです。

男性パートナー料も、踊る男性によってまちまちなので、同じ教室で同じ演目のパドドゥを踊るとしても、パートナーが違うだけで男性への支払額が違う、なんてことはよくある話です。

(高ければいいパートナーってもんでもないです)

 

一方、安くで発表会を開催しているお教室もあります。

発表会の費用が高くなる原因は「会場費」。

大きな会場と全ての楽屋を丸一日+リハーサルで貸し切りにし、舞台監督さん始め照明や音響、美術など裏方スタッフも雇うわけですから高くなって当然です。

お教室によっては、人数が多いのでその分割安になっていたり、入場料をとっていたり、スタッフをなるべく内輪で負担分担して安く収めるように工夫したり、大きな会館ではなく公民館などの小さめの施設で開催したりなど、様々な工夫でお安い値段で発表会をされているところもたくさんあります。

心配な方は、あらかじめざっくりした費用を聞いておいてもいいかもしれません。(先生に聞きづらければ、周りのお母さん方に聞くのもありです)

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

バレエ教室って、今では本当にたくさんあって「どこに通わせればいいのか」迷ってしまいますよね。

でもたくさんあるからこそ、「もし合わなくても別のところに移ればいい」という選択肢も生まれます。

この記事を読んだあなたが、ご自身のお子様にあったお教室を見つけられるよう願っています。

何度も言いますが、何よりも一番大切なのは「お子さんが楽しんで通えるかどうか」です。

それをしっかり見極めてあげてくださいね。

 

以上、バレエ教室を選ぶときに考えるべきポイントをお話してきました。

みなさんが、素敵なバレエ教室に出会えるよう、心から願っています。

 

Ayu

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