You are currently viewing 身体を柔らかくするには?その1〜初心者編〜

身体を柔らかくするには?その1〜初心者編〜

 

みなさんこんにちは、Ayuです。

今回は、「身体を柔らかくする方法」についてお話していきたいと思います。

バレエの教師をしていると、子供はもちろん大人の生徒さんによく

 

「身体を柔らかくするにはどうすればいいですか?」

 

という質問をいただきます。

昔は、

「お酢を飲みなさい」

なんて先生に言われたりしたものですが、お酢を飲んだからといって、身体が柔らかくなるなんて魔法のようなことはありません。

(でも、お酢にはクエン酸がたっぷりで疲労回復にはぴったりですよ!)

冗談はさておき、今回は誰でも、お家でもできる簡単なストレッチを紹介していきたいと思います。

バレエをされている方はもちろん、「バレエには関係ないけれど身体を柔らかくしたい」という方にもぜひ参考にして欲しいです。

 

身体が硬い私でも柔らかくなりますか?

 

生まれつき身体が硬いんですが、そんな私でも柔らかくなりますか?

「なります!」

実は、生まれつき身体が硬い人はいないんです。

生まれたての赤ちゃんはみんな身体が柔らかいです。

大体2〜3歳頃までは大体みんな同じくらい身体が柔らかいのですが(関節の条件を除く)、その後、運動をよくする子orしない子、家の外で遊ぶ子or家の中で遊ぶ子などの違いによって、身体の柔軟性に差が出てくるのです。

つまり、運動不足、「使わなさすぎ」によって、身体がどんどん硬くなっていってしまうんですね。

なので、これから「使っていけば」大丈夫です。

必ず身体は柔らかくなりますよ!

 

 

 

ストレッチをするタイミング

 

ストレッチは、「身体を柔らかくしたいから」といってやみくもにすればいいってものでもありません。

あまりに無理なストレッチは身体を痛めてしまいますし、ひどいときには「肉離れ」なんてこともあり得ます。

ストレッチをする一番いいタイミングはズバリ

 

  • お風呂上がり
  • レッスン終わり

 

このタイミングです。

この2つのタイミングに共通しているのは「身体が温まっていること」。

ストレッチは身体が温まっているときにしてこそ最大の効果を発揮するのです。

同時に、ストレッチをするときの怪我のリスクも下げてくれます。

身体が冷えているときにストレッチをすると、身体がびっくりしてしまい、肉離れを起こしかねません。

もちろん、効果も半減してしまいます。

身体が温まっているときにストレッチを行うと、身体が冷えているときに比べてストレッチがより出来ている感覚になると思います。

これは、筋肉が温まってその伸縮性がアップするからなんですね。

皆さんは、冷凍庫でお肉を冷凍したことがありますか?

(豚肉でも牛肉でもなんでも、薄切りのものだとイメージしやすいかも)

その冷凍されてカチコチになったお肉を、電子レンジの解凍機能で温めると、自由自在に伸び縮みできるようになりますよね。

それと同じような感覚です。

ストレッチをするためにも、筋肉を温めてやって、自由に伸び縮みしやすいようにしてあげることが第1のポイントです。

 

 

ストレッチをするときのポイント

 

水分補給

ストレッチをする前に、もし喉がカラカラだったら必ず「水分補給」をしてからストレッチをするようにしてください。

知っていましたか?

筋肉って実は75%が水分で出来ているんです!

なので、水分が足りていないカラカラの身体では、筋肉もコチコチに固くなってしまうのです。

もちろん、一気にガブ飲みはN Gですが、理想としては「常に適度に体内に水分量が保たれている状態」です。

ストレッチのときは特に重要で、筋肉を柔らかくしてストレッチ効果をアップ&怪我の予防のためにもしっかりと水分補給をしましょう。

血行も良くなって、身体が温まりやすくなるので一石二鳥です。

 

 

呼吸を止めないで行う

 

ストレッチをするとき、痛いからといって「息を止めてしまう」のはN Gです。

呼吸を止めてしまうと、筋肉も「それ以上伸びないぞ!」と萎縮を起こしてしまいます。

ゆったりとした深呼吸をすることによって、酸素が全身に行き渡り、血行が良くなるため、ストレッチの効果をより高めることができます。

ストレッチのときの呼吸のポイントは、「伸ばすときに息を吐く」ことです。

最初のうちは、この呼吸を特に意識しながらストレッチを行ってください。

 

 

ストレッチ実践

 

横開脚のためのストレッチ

 

 

 

こちらは「股関節のつまりをほぐす」ストレッチです。

バレエで開脚ができるようになりたい人におすすめ。

 

 

 

 

 

こちらも初心者向けの股関節ストレッチ。

股関節が硬いと悩んでいる人にありがちなのが、「無理やり開脚を頑張る」

これでは怪我をしてしまいますので、別のアプローチも必要になってきます。

身体は全身繋がっているので、股関節の周りをほぐしてやることで、開脚へのアプローチをしていきましょう。

 

 

前屈&前後開脚のためのストレッチ

 

 

 

 

 

こちらは初心者の方でも無理なくハムストリングをストレッチして前後開脚にアプローチしていく方法です。

前屈や前後開脚ができない1番の原因は、ハムストリング(太腿の裏)が硬いことです。

なので、そのハムストリングをほぐしていくことから始めていきましょう。

 

 

できる人はちょっとステップアップしたこんなストレッチもいいですね。

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

ちょっと今回は紹介が少なかったので、またいずれ第2弾をご紹介したいと思っています。

この記事を読んでくれたあなたが、身体が柔らかくなって目標を達成できるように心から願っています。

 

 

Ayu

コメントを残す