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バレリーナのダイエット〜脂質編〜

今回は、前回に引き続き「バレリーナのダイエット〜脂質編〜」をお伝えしていきたいと思います。

前回の記事を読まれていない方は、コチラから↓

「バレリーナのダイエット〜序論&炭水化物編」

今回は、バレエをされていない方でも参考になる記事なので、ぜひ読んで見てくださいね。

ちなみに紹介している商品は、どれも私が長年愛用して効果を実感しているものなので、興味があればぜひ試してみてくださいね

 

 

 

間違った脂抜きダイエット

 

ダイエットで真っ先に敵視されがちなのが「脂質」。

「アブラ」を取らないダイエット、したことありますか?

私はあります。

調理は蒸す・茹でる・グリル、サラダを自作のノンオイルドレッシングでたくさん食べたり、お肉は徹底的に脂肪分の少ないヒレやササミを選んで付いてる脂肪を取り除いたり‥

かなり労力がかかるダイエットでした。

脂質はカロリーが高いので、それをカットすると少し痩せるのですが、

 

  • 肌はカサカサ(手のひらの皮がズル剥けになりました;)
  • 唇もガサガサ
  • 便秘
  • 生理が止まる

 

など、ちょっと命の危険を感じたのでやめました。

 

脂質も人間の身体に欠かせない三大栄養素の一つで、たくさんの素晴らしい役割を担ってくれています。

肌を潤してくれたり、ホルモンバランスを整えてくれたり、便秘を解消してくれたりといいことづくめ。

ただ、摂りすぎてしまったり、他の栄養素とのバランスが崩れることで、太る原因にもなってしまいます。

あとは、「いい脂質」と「悪い脂質」を知ることも大切です。

悪い脂質は太るどころか、病気を引き起こす怖い原因にもなるんです。

なので「いい脂質」を選んで食べることで、ダイエットのサポートもしてくれるし、健康にも良いというわけです。

脂質抜きダイエット」は絶対にやめましょう!

身体がボロボロになってしまいますよ!!

 

 

悪い脂質

 

悪い脂質の代表例は、「トランス脂肪酸」と呼ばれる油です。

マーガリンやサラダ油などがその典型例ですね。

いわゆる「人工油」や「加工された油」です。

これを摂ると、太るし、コレステロールが上がったり、動脈硬化の原因になったりと健康の害にもなるんです。

ちなみにW H O(世界保健機関)では、「トランス脂肪酸を全体エネルギー量の1%以内に収めるよう」注意喚起がされています。

摂る必要がなく、むしろ摂らない方がいい油なんです。

コンビニや外食などをしていると、いやでも勝手に摂取してしまうので、自炊する時くらいは使わないようにしましょう。

あと、仮にいい油だったとしても、何度も使いまわしているような油は悪い油になってしまいます。

油が「酸化」することで、上記のトランス脂肪酸と同じような健康被害が心配されています。

おうちで数回使い回す分にはあまり気にしなくても大丈夫ですが、安い外食チェーンや揚げる系のお菓子(ポテチなど)は少し気をつけたほうがいいかもしれません。

いずれにしても、ダイエット中は(ダイエット中でなくても摂らないほうがいい)この「悪い脂質」はなるべく避けましょう。

 

 

良い脂質って?

 

「良い脂質」は、ダイエットを成功させてくれるだけでなく、脳の活性化にも繋がるし、美肌にも効果があります。

「魚を食べると頭がよくなる」というのを聞いたことがありませんか?

これは、主に青魚の脂に含まれる「D P A・E P A」という成分が脳の活性化、記憶力の維持に効果があるからなんですね。

血液をサラサラにしてくれる効果もあるので、健康にも良いとされています。

では他に「良い脂質」ってどんなものがあるでしょうか?

 

 

一番良いとされているのは「M C Tオイル」

 

M C Tオイルは、バージンココナッツオイルの良質バージョン(上位互換バージョン)と思っていただければ大丈夫です。

純度が高く、ココナッツの6倍以上のM C T(中鎖脂肪酸)が摂取できる優れものです。

「中鎖脂肪酸」と呼ばれる部類の油は、エネルギーになりやすく、消化・吸収に優れています。

また「ケトン」という物質を発生させる効果があるので、炭水化物を減らすダイエットととても相性が良いです。

抗酸化作用や美肌効果も期待できるので、ダイエット中に真っ先にオススメしたい油ですね。

私はダンサー時代、料理にふんだんに取り入れていましたし(今も)、公演の遠征時には小分けの持ち歩きタイプも活用していました。

炭水化物を減らすダイエットをするなら相性が非常に良いので、特にオススメです。

無味無臭でサラサラしたオイルなので、飲み物に入れたり、サラダのドレッシングにしたりして使用します。

ここで注意して欲しいのが「加熱しない」こと。

パンケーキの生地に混ぜて焼いたり、温かい飲み物に混ぜたりするくらいなら大丈夫なのですが、炒め油として使うのはN G。

「かける」「混ぜる」の調理法で使いましょう。

また、飲み物などに混ぜるときは「シェイク」したり「攪拌(ブレンダーなどで)」するとより効果が期待できます。


安心の日本製。純度が高く、品質も高くてとても安心できます。バターコーヒーのカフェでもよく使用されていますね。

私もこのMCTオイルを使ってます^^


こちらは上記のメーカーの個包装タイプ。

私は出張先や公演の時に持っていってドリンクに混ぜたり、サラダにかけたりして使ってます。

すぐエネルギーになってもたれないので、舞台前でも安心して飲めます^^

 

 

 

ココナッツオイル

 

M C Tオイルを濾過する前の状態がこのココナッツオイル

日本の市場では「エクストラ・バージン・ココナッツオイル」が主流です。

こちらもM C Tオイルと同じく脳機能を高めたり、ダイエットのサポートをしてくれます。

M C Tオイルと比較すると効果は少し劣るものの、素晴らしい万能オイルです。

M C Tより優れているのが「加熱O K」なところ。

なので炒め物にも使えます。

野菜やキノコをココナッツオイルで炒めても良いし、魚をフライパンで焼く時の油にしての美味しいです。

もちろんお菓子作りにもよく合います。

ただココナッツの香りが結構するので、この香りが苦手な人にはオススメできません。


オーガニック無農薬のエキストラ・バージン・ココナッツオイル。 瓶に入っているので、固まったら湯煎で温められます。

香りもよく、安心できる製法なので、私ももう何本リピートしたか分かりませんが、6年くらい愛用してます。


気に入ったら、こんなお徳用パックもあります。 コスパ抜群なので、値段を気にする人はこっちがオススメ。 ただ「エクストラバージン」ではないので注意!! 炒め物や揚げ物ならこれでも十分です。

 

 

ギー

 

タレントのローラさんもよくオススメしている「ギー」。

バターの上位互換バージョンです。

バターも(マーガリンではなく!)良質のものを選べば、抗酸化物質、脂溶性ビタミンをたっぷり含んでいるのでとても良い脂です。

そんな優れた良質のバターを短時間加熱・濾過しているので、より栄養濃度が濃く、不純物が取り除かれているという、まさにミラクルな脂です。

ちなみに、濾過の段階で「カゼイン」と「乳糖」が取り除かれているので、乳製品アレルギーの人でも安心して食べることができます

発祥の地インドでは、傷口に塗ったり、肌に塗ったりして医療や美容にも使われているんですよ。

使い方はとっても簡単。

バターやマーガリンの代わりに使うだけ。

野菜やさつまいも、キノコをこのギーと少しの塩か醤油で炒めるととっても美味しいです。

当然お菓子作りにもバター代わりに使えます。

他のオイルと比べて、バターには馴染みがある方が多いので、一番料理に取り入れやすいかつ優秀な脂だと言えます。

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日本で一番売れているメーカーのギー。

グラスフェッド(牧草のみを食べて育った)の牛さんからとれた牛乳100%で作られています。

不純物ゼロ、無塩なのでお料理にも使いやすいです。

 

 

アボカド

 

アボカドはフルーツや果物に分類されますが、実は「オレイン酸」という悪玉コレステロールを減らす脂がたっぷりと含まれています。

ビタミンEもずば抜けて豊富なので、美肌にもオススメです。

一番良いのは「生で食べる」こと。

アボカドの脂質は熱で酸化しやすいので、加熱するとせっかくの良い成分が台無しになってしまいます。

(アボカドを長時間加熱すると黒くなりますよね。あれが「酸化」した状態です)

せっかくアボカドを食べるなら、サラダやおつまみ、前菜にして食べましょう。

 

他にも、オリーブオイル、ナッツオイル、カカオバター、パームオイルなど身体に良いオイルはありますが、個人的には今紹介したオイルがオススメです。

 

 

脂質の摂り方

 

脂質は他の栄養素と比べて「カロリー」が高いのですが、良い脂を摂るなら摂取量はあまり気にしなくて大丈夫です。

(もちろん常識の範囲内ですが‥)

なぜなら「カロリーが高い=太る」ではないからです。

とある本で、「たっぷりの良質の脂質と少量の良質な炭水化物&タンパク質」というダイエットをされた方がいらっしゃいました。

「1日の摂取カロリーは4500キロカロリー、そのうち7割を脂質から」という内容でしたが、驚くほど痩せたという結果でした。

4500キロカロリーというと、男性なので1日の目安とされているカロリーの約2倍ですね。

だけどここで注意して欲しいのが、彼は「身体に良いものだけを取り続けた」ということと、「量をたくさん食べたのではない」ということ。

脂質は少量でも高カロリーなので、その脂質をたくさん摂った結果、高カロリー摂取になったというだけなんです。

そして、食べる量を減らしたのではなく、「食べ物の質を見直した」結果痩せたのです。

 

 

まとめ

 

我慢するダイエットではなく、

 

バランスを考え、身体が喜ぶものを適度に食べる

 

これがダイエット成功のコツです。

食べるのを我慢すると、すればするほど食べ物のことばかり考えるようになるし、ストレスもたまります。

肌の調子も悪くなって、体調まで悪くなってまでダイエットをすると、バレエのパフォーマンスにも支障が出てしまいますね。

理想は「ダイエットをしなくても良い体になる」こと。

しかも健康まで手に入れられれば、ダンサーとして体調管理はバッチリですね。

自分が今食べているものを見直して、少しずつでも変えていければ、きっと身体は変わりますよ!

頑張ってくださいね^^

 

Ayu

 

2件のコメントがあります

  1. Alex

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