You are currently viewing バレエの基礎力向上!〜バレエの姿勢〜

バレエの基礎力向上!〜バレエの姿勢〜

 

みなさんこんにちは!

今回は「バレエの姿勢」についてお話していきたいと思います。

バレリーナって姿勢がとっても綺麗ですよね。

背筋がピンとしていて、颯爽と歩く姿に惚れ惚れするという方は多いと思います。

正しい姿勢でいることは、ダイエットにつながるし、バレエをより踊りやすくする効果もあるってご存知でしたか?

綺麗に見えるだけじゃないんです!

そんな「バレエの姿勢」を今日はここでマスターしていきましょう!

 

バレエの姿勢で気をつけるポイント

 

  1. 骨盤を立てる
  2. お腹を引っ込める
  3. 肩と肩甲骨を下ろす
  4. 首を長くする
  5. 身体の力を抜く

 

 

骨盤を立てる

 

尾てい骨をかかとに向けて、仙骨を下ろします。

これが出来ていないと、いわゆる「出っ尻」の状態になってしまいます。

「出尻」の状態では、股関節が縮まってしまうので、股関節の可動域が狭まり、脚を自由に動かせなくなって今います。

また、上体のバランスも崩れて、前バランスになりすぎたり、反り腰になってしまいます。

反り腰は腰を痛める原因なので絶対に避けたいですね。

そして、腰を上に上げることも意識します。

腰を上に上げることで、「上体と脚を切り離す」ことができるようになって、身体は上に引き上がるし、脚は自由に動かせるようになります。

アン・ドゥ・オールをするのもとっても楽になりますよ^^

アン・ドゥ・オールの記事も参考にしてくださいね^^

 

 

お腹を引っ込める

 

バレエでは常に下腹を引っ込めておきます。

感覚としては、「お腹と背中がくっつくくらい」までしっかり引っ込めます。

お腹を引っ込めることで、腹筋が使えるし、引き上げもできるようになります。

背中も真っ直ぐになります。

大切なのは、息を吸っても吐いてもその状態がキープできるようにすること。

呼吸のせいでお腹が緩まないように注意します。

これができると、姿勢がよくなるだけでなく、インナーマッスルも鍛えられるし、踊りのときも呼吸が楽にできるようになります。

気をつけて欲しいのは「胃は引っ込めない」ということ。

「お腹を引っ込める」というと、胃まで一緒にひっこめようとしてしまう人が結構います。

吸った状態で息をつめてしまうと、体が固まって動きづらくなり、肩も上がってしまいます。

ロボットみたいにガチガチになってしまうんですね。。

リラックスした状態で、息を吐いていけば、胃は背中の方にくっついていき、身体の自由な感覚も保つことができます。

 

 

肩と肩甲骨を下に下ろす

 

肩が上がっていると、首が短くなるし、上半身がガチガチに固まってしまいます。

腕も自由に動かせません。

同時に、肩甲骨も下へ下ろします。

肩甲骨が下に下りると、肩も自然と下へ下りるはずです。

ただ、「胸を突き出さないように」だけは注意してくださいね。

胸が突き出てしまう人は、「胸骨」を下げるように意識するといいです。

「肩甲骨を寄せてしまう」のもNGです。

なるべく左右の肩甲骨の幅を広くしたまま、下へ下ろすように気をつけましょう。

そして肩甲骨は下ろすのですが、両方の肩甲骨のちょうど真ん中(背骨)は上へ引き上げます。

なんか矛盾してるように感じるかもしれませんが、肩甲骨を下におろして背骨まで一緒に下ろしてしまうと、身体が引き上がりません。

背骨は一つ一つ引き離すように上に伸ばしていくことを意識して、肩甲骨だけを下げるようにしましょう。

 

 

首を長くする

 

首は縮めたり、力を入れて締め付けたりせずに、リラックスした状態で上方向に伸ばします。

ちょうど耳の下のくぼみの部分が上に吊り上げられているイメージをするとわかりやすいです。

顎も引いて(二重顎になるのはダメです)、耳の下のくぼみと、頭と首の付け根の骨に糸がついていると思い込んで、上に吊り上げられているとイメージしてみましょう。

最近はスマホやパソコンの影響もあって、首が前に出がちな人が多いので特に気をつけて欲しいです。

これと先ほどの「肩を下げる」ができるようになれば、肩こりも解消されます。(もし肩こりで悩んでいる人がいれば)

もちろん見た目も美しくなりますよ!

 

 

身体の力を抜く

 

身体に必要以上の力を入れて緊張させてしまうと、すぐに疲れてしまうし、体が固まって自由に動けなくなってしまいます。

 たとえば、脚に力を入れすぎて固まってしまうと、脚は上げづらいし、動かすときにバランスを崩してグラグラしてしまいます。

 力の入れ加減はとっても難しくて、自分で一番適切な力の入れ方、度合いを見つけないといけません。

 ポイントは、力を入れるのではなくて、「上に引き伸ばす」ことをイメージすることです。

 「身体に力が入っているな」と思ったら、まず一旦深呼吸をして、全身の力を抜いてみましょう。

 それから、「今力をいれないといけないところはどこか」を考えて必要な分だけ力をいれるようにします。

 難しいけれど、やっているうちに感覚が掴めるようになって、自然とできるようになりますよ。

 

 

姿勢をよくするために

 

生まれつき姿勢がいい人は「全体の5〜10%しかいない」と言われています。(その5%に入りたかった‥)

姿勢が悪い一番の原因は、「腹筋と背筋が弱い」ことです。

もちろん、トレーニングの腹筋・背筋運動も役に立ちますが、それよりも大切なのは「レッスン中だけでなく普段の生活でも良い姿勢を意識すること」です。

それによって腹筋や背筋、姿勢をよくするために必要な筋肉が鍛えられるし、特別時間を割かなくていいし、なにより「習慣づけば無意識にできるようになります」!

このブログでもいつも書いていますが、何気ないふとした時に思い出して、姿勢を正すようにすることから始めてみましょう。

座っているとき、信号を待っているとき、電車に乗っているとき‥どんなシーンでもできることですよね。

まずは稽古場以外で1日1回でもいいし、できるようになったら回数を増やしていって、最終的にいつもできるようになればベスト!

コツコツの積み重ねが必ずあなたのレベルアップを手助けしてくれます。

頑張りましょうね!!

 

Ayu

コメントを残す